計算方法と根拠

要件(厚生労働省の公表)

職業訓練受講給付金は、求職者支援訓練などを受けるときの給付金です。厚生労働省のページでは、本人収入が月 8 万円以下、世帯収入が月 30 万円以下、世帯の金融資産が 300 万円以下、訓練実施日の 8 割以上に出席(原則は全日出席)、世帯内で同時に受給して訓練を受けている人がいない、過去 3 年以内に不正受給がない、過去 6 年以内に受給していない、いま住んでいる住居以外の土地・建物を所有していない、が要件とされています。

給付の額

職業訓練受講手当は月 10 万円です。通所手当は定期乗車券などの額で上限は月 42,500 円、寄宿手当は月 10,700 円です。通所手当のみの支給は、本人収入が月 12 万円以下かつ世帯収入が月 34 万円以下で、他の要件を満たす場合に認められるとされています。寄宿手当は、同居の配偶者・子・父母と別居して寄宿する場合で、ハローワークが住居の変更を必要と認めたときに支給されます。

計算例

本人収入 5 万円、世帯収入 25 万円、金融資産 100 万円、全日出席で、そのほかの要件にも当てはまり、通所の定期代が月 12,000 円のときは、全要件を満たし、受講手当 10 万円と通所手当 12,000 円で月 112,000 円が目安です。

使っている式

計算式
名前やっていること式
本人収入の要件本人収入が月 8 万円以下なら 1 です。incOk = if(inc <= incLimit, 1, 0)
世帯収入の要件世帯収入が月 30 万円以下なら 1 です。hhOk = if(hh <= hhLimit, 1, 0)
金融資産の要件世帯の金融資産が 300 万円以下なら 1 です。astOk = if(ast <= astLimit, 1, 0)
出席の要件訓練実施日の 8 割以上に出席するなら 1 です(原則は全日出席)。attOk = if(att >= attMin, 1, 0)
同時受給者がいない要件世帯内に同時に受けている人がいなければ 1 です。simulOk = if(simul == 0, 1, 0)
不正受給がない要件過去 3 年以内に不正受給がなければ 1 です。fraudOk = if(fraud == 0, 1, 0)
過去 6 年の受給がない要件過去 6 年以内に受給していなければ 1 です。past6Ok = if(past6 == 0, 1, 0)
土地・建物の要件住居以外の土地・建物を所有していなければ 1 です。propOk = if(prop == 0, 1, 0)
収入以外の要件をすべて満たすか金融資産・出席・同時受給・不正受給・過去 6 年・土地建物のすべてを満たせば 1 です。others = astOk && attOk && simulOk && fraudOk && past6Ok && propOk
給付金の要件をすべて満たすか収入(本人・世帯)を含むすべての要件を満たせば 1 です。all = incOk && hhOk && others
通所手当のみが支給される範囲か本人収入が月 12 万円以下、世帯収入が月 34 万円以下で、ほかの要件を満たす場合に 1 です。co = if(all == 0 && inc <= coIncLimit && hh <= coHhLimit && others == 1, 1, 0)
受講手当の額要件をすべて満たすときの受講手当です。allowAmt = all * allowance
通所手当の額要件を満たすか通所手当のみの範囲のときの、上限つきの額です。commuteAmt = if(all == 1 || co == 1, min(comm, commuteMax), 0)
寄宿手当の額全要件を満たし寄宿手当の対象のときの額です。lodgeAmt = if(all == 1, lodgeIn * lodgeFee, 0)
給付の月額の目安(合計)(結果)職業訓練受講手当・通所手当・寄宿手当の合計の目安です。allowAmt + commuteAmt + lodgeAmt
職業訓練受講手当(月額)(結果)要件をすべて満たすときの月額です。allowAmt
通所手当(月額)(結果)定期乗車券などの額で、上限は月 42,500 円です。commuteAmt
寄宿手当(月額)(結果)寄宿手当の対象になるときの月額です。lodgeAmt
給付金の要件をすべて満たす(1=満たす・0=満たさない)(結果)すべて満たすと 1 です。all
通所手当のみの範囲(1=該当・0=該当しない)(結果)受講手当は対象外でも通所手当だけ支給される範囲なら 1 です。co
本人収入 月 8 万円以下(1=満たす)(結果)本人収入の要件です。incOk
世帯収入 月 30 万円以下(1=満たす)(結果)世帯収入の要件です。hhOk
世帯の金融資産 300 万円以下(1=満たす)(結果)金融資産の要件です。astOk
訓練実施日の 8 割以上に出席(1=満たす)(結果)出席の要件です。attOk
同時に受給している世帯員がいない(1=満たす)(結果)同時受給の要件です。simulOk
過去 3 年以内の不正受給がない(1=満たす)(結果)不正受給の要件です。fraudOk
過去 6 年以内の受給がない(1=満たす)(結果)過去の受給の要件です。past6Ok
住居以外の土地・建物を所有していない(1=満たす)(結果)土地・建物の要件です。propOk

式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。

設定値(定数)と出典

設定値と出典
項目値出典時点見直しの周期
本人収入の上限(月額)80,000円厚生労働省「求職者支援制度」2026年10月27日制度改正のたびに(少なくとも毎年 4 月に)厚生労働省のページで確認(次回見直し 2027年4月1日)
世帯収入の上限(月額)300,000円厚生労働省「求職者支援制度」2026年10月27日制度改正のたびに(少なくとも毎年 4 月に)厚生労働省のページで確認(次回見直し 2027年4月1日)
世帯の金融資産の上限3,000,000円厚生労働省「求職者支援制度」2026年10月27日制度改正のたびに(少なくとも毎年 4 月に)厚生労働省のページで確認(次回見直し 2027年4月1日)
出席の下限(訓練実施日に対する割合)80%厚生労働省「求職者支援制度」2026年10月27日制度改正のたびに(少なくとも毎年 4 月に)厚生労働省のページで確認(次回見直し 2027年4月1日)
職業訓練受講手当(月額)100,000円厚生労働省「求職者支援制度」2026年10月27日制度改正のたびに(少なくとも毎年 4 月に)厚生労働省のページで確認(次回見直し 2027年4月1日)
通所手当の上限(月額)42,500円厚生労働省「求職者支援制度」2026年10月27日制度改正のたびに(少なくとも毎年 4 月に)厚生労働省のページで確認(次回見直し 2027年4月1日)
寄宿手当(月額)10,700円厚生労働省「求職者支援制度」2026年10月27日制度改正のたびに(少なくとも毎年 4 月に)厚生労働省のページで確認(次回見直し 2027年4月1日)
通所手当のみ支給される場合の本人収入の上限(月額)120,000円厚生労働省「求職者支援制度」2026年10月27日制度改正のたびに(少なくとも毎年 4 月に)厚生労働省のページで確認(次回見直し 2027年4月1日)
通所手当のみ支給される場合の世帯収入の上限(月額)340,000円厚生労働省「求職者支援制度」2026年10月27日制度改正のたびに(少なくとも毎年 4 月に)厚生労働省のページで確認(次回見直し 2027年4月1日)

入力できる範囲

入力項目
項目範囲初期値
本人の収入(月額)0〜10,000,000円0円
世帯全体の収入(月額)0〜10,000,000円200,000円
世帯の金融資産の合計0〜1,000,000,000円1,000,000円
訓練実施日のうち出席する(した)割合0〜100%100%
世帯内に、同時にこの給付金を受けて訓練を受けている人いない / いるいない
過去 3 年以内に、偽りその他不正な行為で特定の給付金を受けたことない / あるない
過去 6 年以内に、職業訓練受講給付金の支給を受けたことない / あるない
いま住んでいる住居以外の土地・建物の所有ない / あるない
通所の定期乗車券などの月額(通所手当の対象)0〜1,000,000円12,000円
寄宿手当の対象になりそうか対象にならない / 対象になりそう対象にならない

結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。

ご利用にあたって

  • 厚生労働省の公表値(2026年10月27日確認)にもとづく目安です。受給できるかどうかは、ハローワークの審査で決まります。最新の内容と収入・資産の数え方は、厚生労働省またはハローワークで確認してください。
  • この判定は収入・資産・出席などの数値の要件だけを見ています。訓練を受けるための条件(ハローワークの認定・求職の申込みなど)や、欠席・日割りの場合の支給額は含めていません。
  • ほかの給付金や手当との関係、個別の事情は、ハローワークの窓口でご相談ください。